〒273-0005 千葉県船橋市本町2-2-7サンテックビル7階708号
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UV用レンズは以外とあります。でも、お客様が所望されているレンズは、センサーサイズが合わない、波長帯も合わない等、かならず、合致することが殆ど無いと思います。
現在、販売されているレンズには、2/3インチ等で使用されているものもあれば、フイルムフルサイズ(35mm判)の物も有れば、さらには、顕微鏡用のものがあります。
一般的には、ニコンのUVニッコールf105mmF4.5(販売中)、ペンタックスのUVシリーズ、顕微鏡対物レンズ(オリンパス製、ニコン製)のものがあります。
下図 UVニッコールf105mmF4.5(栃木ニコンから販売中)
ペンタックスの紫外線専用レンズがシリーズ化されています。センサーの大きさは1型サイズで、H2520-UVM、B2528-UV、B7838-UVの3種類です。
詳細は、ペンタックスのHPにて御確認ください。
オリンパス製生物顕微鏡用対物レンズと工業用対物レンズ
UVアポシリーズ 何種類かあります。(全て、カバーガラス有り)が、こちらは、現在も販売中です。
一方、工業用UV対物レンズは、装置とのセット販売なので、単体のみの販売はされていないようです。是非、オリンパスのHPを御確認ください。
全て 液浸光学系です。(水用です)
お客様の要求しているレンズが、既製品で無い場合、是非フナコウにお任せください!!
フナコウでは、UVレンズ設計をお手伝いさせていただきます。製造までとお考えのお客様も最後までサポートさせていただきます。
御相談いただく前に、かならず、レンズ仕様も重要なのですが、レンズの使用環境を提示ください。そうでないと、想定外の事故(レンズ焼け、レンズ内部の曇り等の問題)が発生いたします。
使用する波長帯で、レンズの内部に使用されている材料(塗料、接着剤等)が紫外光に反応し、レンズ内部にガス化したものが、固着しレンズの透過率を下げることもあります。この原因により、頻繁にレンズの清掃とか、オーバーホールを行うのですが、完全に清掃できず、殆どが交換となるようです。
目的、使用環境を明確にされたほうが、外部のレンズメーカーにとっては、判断しやすいと思います。もし、使用環境が分からない、どうやって調査したらよいのか分からないというお客様には、専門の環境調査員とお話をさせていただき、調査から、調査結果までをサポートさせていただきます。現場環境の機密保持に関しましても御相談ください。
It's New Glass!!
新しい紫外線用光学材料について
紫外域を透過する材料の開発が、一時期とまっているかのように思えました。
しかし、材料メーカーさんは地道にコツコツと開発を進めていました。
今回御紹介する材料は、ホタロン(K-CaFK95)でも有名な住田光学ガラス(株)様が、
2013年4月に発表されたK-FIR-98UVです。
既に展示会では発表済み、でもホームページではまだです。
そこで、弊社で入手しましたデーターを元に、少々改良設計をしてみました。
これはこれは、チョーすごい材料なのか?
ZEBASE V5.0 に登録されている紫外線用レンズファイル U001.ZMXを使用して、蛍石と石英のみの構成で設計されているデーターを出発データーとし、これに住田光学ガラス(株)のK-UVFIR98を使用した場合にどこまで、改良できるか検討してみました。
結論から先に申します。極端に良くなるわけではありませんが、それなりの効果があることはあります。
まずは、住田光学様にご連絡を。
こちらから問い合わせ先⇒
元レンズのほうは、軸上の色収差が1.1mmであるのに、K-FIR98UVガラスを使用したレンズは、0.12mmに縮小していることがわかります。
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担当 : 小野
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レンズ設計・光学設計なら、光学系の設計開発から関連技術のコンサルティング、技術者育成(セミナー・講座開催)まで手がける、(有)船橋光学設計事務所にご相談ください。
顕微鏡の対物レンズ、特殊工業用レンズ、カメラレンズ(ベビーレンズ、手作りレンズ含む)、紫外線・赤外線レンズなど、各種レンズの開発・製作から、試作実験装置向けの光学機器、照明器具の反射板の設計・改良、照明設計(光学素子、LED照明)まで、光学系のお悩み解決をサポートいたします。
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